とあるゴリラの備忘録

某大学18卒でコンサル就職予定のゴリラが色々と書き綴っていきます。お手柔らかにお願いします。

人はどんなことに感動するのか?

 

私は、あまり感動することがない人間です。ドラマや映画を見て、周りの友達が感動していても、私だけ感動していないということが多々あります。しかし、高校の部活やアスリートの引退等、スポーツのことに関しては、人一倍感動してしまいます。

なぜ感動に個人差があるのか、人はどんなことに感動するのか、疑問に思い考えてみました。

 

まず、人が感動するものには2種類のものがあると思います。

1つ目は、真逆へ変化するものです。幸せから不幸、失敗から成功のように、状況がプラスからマイナス、マイナスからプラスに振れることによって感動すると考えています。例としては、幸せな夫婦に訪れる突然の死や、厳しい上司から褒められるなど、そういったストーリーが挙げられます。

特に、振れ幅が大きければ大きいほど感動の度合いが高いと思います。幸せ度が高ければ高いほど、死が訪れたときの悲しみが大きいですし、普通の人から褒められるより、とても厳しい人から褒められた時の方が感動するでしょう。

 

2つ目は、自分の経験に関するものです。これは、自分が実際似たような経験をしたことがあるため、イメージや共感がしやすいというのが一番の理由でしょう。私は高校時代、部活動に精を出していたため、高校野球高校サッカーの負けた時のシーンなどにはとても感動してしまいます。しかし、ペットを飼ったことがないため、動物とのドキュメンタリーなどには全く感動しません。

また、全く同じ経験ではなくても、自分の経験と共通の要素がある場合にも感動すると考えられます。部活を通して、何かに努力をして成し遂げることを目指してきた自分は、やはり、何かを成し遂げようとする姿に心打たれます。

 

おそらく、真逆へ変化するものに関しては、万人が感動するもので、自分の経験に関するものが、感動に個人差が生じるところだと思います。

そして、この2つの組み合わさったものが最も感動するものだと思います。私の例でいうと、映画「ROOKIES」がそれに当たります。高校野球自分の経験に関するもの)を舞台にした映画で、不良たちが最後に先生に感謝を述べるシーン(真逆へ変化するもの)はとても感動しました。

 

これらの法則は、何か感動させるコンテンツを作りたい時にも生かすことができると思います。ぜひ意識してみてください。

 

 

以上