とあるゴリラの備忘録

某大学18卒でコンサル就職予定のゴリラが色々と書き綴っていきます。お手柔らかにお願いします。

プログラミングの学習を始めてみて

最近、研修などでプログラミングの勉強をする機会がありました。自分は今までプログラミング等やってきたことがないド文系だったので、不安に思っていましたが、取り組んでみると意外とのめりこみ、これからも勉強していこうという気になりました。

今回は、そんなプログラミング未経験の私がプログラミングをやってみて感じたことを挙げていこうと思います。

この記事を見て、「プログラミング少し勉強してみようかな」と思っていただければ幸いです。

 

①今後必要なスキルが比較的容易に身につく

 

プログラミングの重要性については、色々な人が言っているので多くの方は認知していると思います。テクノロジーの発達とともに、プログラミングはより重要度を増していくでしょう。

しかし、プログラミングは重要だということを知っていたとしても、なかなかプログラミングをやろうと思えない人も多くいると思います。それは、「プログラミング=難解なもの」という固定観念があるからではないでしょうか。特に、自分のような文系学生には、プログラミングは未知の領域であり、絶対にできないと思ってしまうでしょう。

もちろん、極めるまでには相当な時間や労力がかかるでしょう。しかし、1カ月くらいあれば、基礎の部分を押さえたり、1つのアプリを作ったりすることができてしまいます。

IT人材が不足している昨今、プログラミングの知識が少しあるだけで差別化できるため、プログラミングを学ぶことは非常にコスパがいいと思います。

 

②思考の訓練になる

 

プログラミングは、思考力(特にロジカルシンキング)を鍛えるのに最適だと思いました。自分の思い通りにコンピューターを動かすようにプログラミングをしていきますが、コンピューターは、決められたルール通りのプログラムしか読み込めません。そうしたルールを学んだうえで、どうやって自分のやりたいことを実現するかを考えることは、非常に思考力を鍛えられます。

近年、小学校からプログラミング教育を導入する流れがありますが、プログラミングは美術や図工と共通点があるように思います。というのも、どちらも自分の作りたいものを作っていくことが目的だからです。しかし、美術や図工は感性を重視するのに対し、プログラミングは、論理立てて物事を考える理性を必要とします。今までの学校教育では鍛えられないような能力の開発に役立つため、個人的にはプログラミング教育の導入には賛成しています。

 

自分はまだプログラミングを学び始めて1カ月弱ですが、このような感想を持ち、プログラミングを学んでよかったと思っています。特に何もすることがなく時間がある人は、プログラミングを始めてみてはいかがでしょう。

 

 

以上

佐川前国税庁長官への証人喚問を見て

27日に森友学園への国有地売却に関する決裁書改ざん問題に関して、佐川前国税庁長官に対する証人喚問が行われました。

正直自分は、この問題についてあまり詳しくないし、あまり関心もないのですが、ニュースのメイントピックになっているので軽く見てみました。

 

多くの人は、「佐川前国税庁長官は都合の悪いことを語らずに避け続け、全然意味が分からなかった」という感想を持ったと思います。もちろんその通りで、自分の都合の悪いことは隠し続けていたので、今後、真相を明らかにしなければならないと思います。

しかし、個人的には、佐川前国税庁長官は賢く、強いメンタルを持つ人だなというような感想を持ちました。

 

野党側は、何とかして不正を明らかにしたいわけですから、色々な角度からボロを出そうとしてきます。しかし、そういったひっかけに惑わされず、「この発言をしたら、こういうことになってしまうため、発言を控えなくてはならない」というような論理的思考力を働かせ、発言を控えていたように思います。是非は別として、自分の役割を全うしたのではないかと思います。

 

また、現在の日本で一番注目されている一人である中で、佐川前国税庁長官はメンタルをブラさずに答弁していました。野党側からの厳しい口調に対しても、軽くあしらっているように見え、すごいメンタルだなと感じました。

 

自分は中立的な立場をとっているので、どちらがいい・悪いの議論はしませんが、客観的に見て佐川前国税庁長官は賢く、強いメンタルを持っているのだなと感じました。

 

以上

学生こそ自己投資していくべき

私は、普段、服とかカバンとかそういったものはめったに買いませんが、毎月稼ぐバイト代は一向にたまりません。何にお金を使っているかというと、「自己投資」にお金を使っています。個人的には、この「自己投資」という考え方はものすごく大事だと思っていて、多くの人、特に学生には知ってほしいと思っています。
 

自己投資とは?

そもそも自己投資とは何なのか、という話ですが、私は、「将来自分の価値が高まる」というリターンを得ることを目的にお金や時間を使うことが自己投資だと思っています。今現在は、お金がなくなったり、時間を割くため損だと思うかもしれないけど、お金・時間を払って得られるスキル・知識・考え方などが将来役立つと考えるため、投資しようと考えるわけです。どんな分野でも、スキルアップしたければ、自己投資しなければならないのは自明のことです。
人それぞれ将来の目標は異なると思うので、人によって自己投資の形は異なると思います。ファッションデザイナーになりたい人は、服などファッションを買うことが自己投資になるだろうし、コックを目指す人は、いいレストランで食事することも自己投資になるかもしれません。
 

学生の現状

私はよく将来役立ちそうなセミナーや教室、人に会いに行く機会や本などに自己投資するようにしています。しかし、周りの学生を見てみると、そのような自己投資をしている人は1割くらいだと感じます。どうしてもサークルや飲み会など楽しい方に流れ、自己投資はお金・時間の無駄だと考える学生は非常に多いと思います。私も、飲み会やサークルは好きだし、楽しいと思いますが、将来に生きるような自己投資ではなく、浪費でしかないように思えます。それゆえ、自己投資用のお金・時間は確保しつつ、残ったもので飲み会を楽しむようにバランスをとっていました。優先順位が高いのは自己投資です。

 

なぜ学生は自己投資したほうがいいのか?

私が学生に自己投資を進める理由は、①時間が溢れており、②ハードルが低いからです。
 

時間があふれている

学生は、人生のうちで最も何でもできる時間がある時期だと思います。そして、お金よりも時間こそが自己投資における最重要な要素だと考えています。
私は、自己投資において、時間=車、モチベーション=ガソリン、お金=高性能エンジンだと考えています(例えがあまりよくなくてすいません)。
学生は時間がたくさんあり、それゆえ、モチベーションというガソリンがあれば目標に向かって車で進むことができます。これは、お金をかけず独学で進めていくやり方です。
そして、お金を投資する、つまり、高性能エンジンを搭載すると、スピードや燃費など高性能になるので、より早く効率的に目標に向かって進むことができます。これは、お金を投資し、他者や本などの力を借りて進めていくことを表します。
しかし、社会人になると、時間、つまり車自体準備することが難しくなります。いくら高性能エンジンがあっても、車本体がなければ意味がない、つまり、自己投資ができなくなってしまいます。それゆえ、お金よりも時間が大切だと考えるわけです。
そんな学生のうちに自己投資しないのは本当にもったいないことだと感じるし、将来大きな差になっていくと思っています。
 

ハードルが低い

よく感じることですが、世の中、頑張ろうとしている学生に対してすごく寛容だと思っています。大体どんな教室やセミナーでも学生料金が設定されていたり、学生というだけでいろいろな社会人にあってもらえます。それゆえ、社会人になってからの自己投資よりも、学生の自己投資の方が費用対効果が高いと考えられます。それゆえ、親に借金してでも色々な機会に飛び込んでいった方がいいと思います。
 

目標がない人はどうすればいいか?

自己投資で大切なことは、目標を明確にすることだと思います。目標を達成するために必要だと思うことに自己投資するわけで、目標に関係ないことに投資するのは無駄かもしれません。そして、目標や夢が明確ではない学生が多いと思いますが、そういう学生は、「夢や目標を見つける」という目標を掲げることをおすすめします。それが自己投資の第一歩です。いろんな人の話を聞きに行くことは効果的だと思います。
 
もしこの記事を読んだ人が、少しでも自己投資してみようという気になっていただけたら幸いです。
 
 
以上

競争の世界から抜け出す唯一の方法

自分はそろそろ就職の時期ですが、おそらく入社したら「出世争い」という名の競争が始まると思います。ついこの前、就職活動という競争が終わったばかりなのに、また競争が始まると思うと憂鬱になります。


おそらく多くの人が感じていると思いますが、人生は競争の繰り返しです。高校受験が終わったと思うとすぐ大学受験。大学受験が終わったと思うとすぐ就職活動。そしてこれから続いていく出世争い。他にも部活等色々な場面で競争が行われています。競争が好きな人もいると思いますが、個人的にはあまり好きではありません。
もちろん競争にはいい部分もあります。競争があることによって、どんな人でも頑張らなくてはならなくなるため、組織を率いる人からしたら、組織に競争を取り入れるべきだと思います。しかし、やはり競争の世界に身を置くと、精神・肉体的に疲弊していくものだと思います。自分も今までの人生で体験してきました。また、勝者がいれば敗者がいる世界であり、どう頑張っても全員が幸せにはなれません。


こうした競争の世界から逃れるための唯一の手段が、自分のやりたいことを見つけることです。競争は基本的に周囲との勝負になりますが、自分がやりたいことを見つけると、それが実現できるかできないかは、他人は関係なく自分との勝負になってきます。というのも、今の時代、やりたいことをやる方法は無数にあり、それゆえ、自分の努力と一歩踏み出す勇気だけで、ほとんどのものはなれてしまうからです。スポーツ選手も日本がだめなら海外に容易に行くことができる、SNSを使ってアイドル活動もできる等々、実現手段は無数にあると思います。


自分のやりたいことが見つかると、大多数の人が競争によって一定方向を目指すにも関わらず、自分は違う方向に向かうことができます。それゆえ、自分のやりたいことを見つけることは、メインストリームから抜け出すフリーパスを手にしたようなものなのです。


偉そうに色々語ってますが、自分もまだ本当にやりたいことが見つかっていません。それゆえ、専門大学生を尊敬しています。一般的には、「普通の四大に通う学生の方が上」という目があると思いますが、それはあくまで競争の世界で生きている大多数の人たちの目線であり、専門大学生は自分のやりたいことを見つけ、その実現のため大多数の人たちとは違う方向に進んでいるだけなのです。


では、どうすればやりたいことを見つけられるのか?自分の答えは、とにかく色々なことやってみる、ということだと思います。やりたいことが見つかっていないと言うことは、今までやってきたことを続けていこうとは思っていないことになるので、今までやってこなかったことの中にしか、やりたいことの答えがないでしょう。それゆえ、フットワーク軽く動き続けていくしかないと考えています。


このブログもその一つで、面倒くさがりやの自分からしたらよくチャレンジしたなぁと思ってしまいます。まだ見ぬ「フリーパス」を求め、これからも動き続けていきたいと感じている今日この頃です。

 

 

以上

【書評】情報収集スキルを高めるために読むべき本

社会人や学生を中心に、何かを調べるために情報収集やリサーチをしなくてはならない機会が多くあると思います。そして、ネット等の発展により、出回る情報量が圧倒的に増え、誰でも容易に情報に触れることができるようになりました。しかし、ここで問題になるのが情報収集の質です。情報が出回っていても、どの情報を使うべきか、どのように組み合わせるべきか、この情報の正当性はどうなのか等、情報収集をする際には色々なことを考えなくてはなりません。そんな情報収集について学ぶことができる本が、『課題解決のための情報収集術』です。
 
 
筆者は、情報収集には下記の3つのステップがあると主張しています。
 
1.課題を認識し、情報収集の戦略を立てる
2.情報を獲得し、取捨選択する
3.情報を伝わりやすい形に加工する
 
特に1に関しては、情報収集の本質がまとめられていると思ったのでまとめておきます。
 

課題を認識する

情報収集をするということは、依頼人や自分が何かを知りたいからだと考えられます。さらに深掘ると、知ることによって、その人が抱えている課題を解決することにつながります。そう考えると、情報収集の目的は、その人の課題を解決することだと言うことができます。筆者は、まず初めに、その課題を認識する必要があると主張します。
例えば上司から、「A社について調べておいて」と言われたとします。そのような漠然とした指示では、何を調べたらいいのかわかりません。それゆえ、上司が抱える課題を把握しなければならないのです。もし、A社との提携を考えているのであれば、A社とのシナジーについて情報収集をしなければならないし、今度A社の社長との交流があるのであれば、社長の性格や趣味など調べなければなりません。
以上の例からも分かるように、目的によって収集すべき情報が変わってきます。それゆえ、その人の抱える課題をまず最初に把握しなければならないのです。
 

情報収集の戦略を立てる

課題を把握してすぐにググり始めたりする人が多いとは思いますが、それでは非効率です。情報収集を実行する前に、ある程度どのように進めるのか戦略を考えなければなりません。そのためには、網羅し、構造化するということを意識することが必要だと筆者は主張します。
ネットで調べるだけでなく、他の手段も使わなければ網羅的に情報収集はできません。それゆえ、網羅的に情報収集することを意識して、どのように進めていくかを考える必要があります。
また、情報を構造化することも大切なのですが、そのためには、課題を要素に分解することが必要です。先の例で、もし上司がA社との提携を考えていれば、まずは、提携するに踏み切るために必要な要素を挙げていきます。A社の事業内容、成長性、自社との相性などの要素が出てくると思います。それら要素を挙げておくことで、ある情報がこの要素にかかってくる、というように情報を構造化しやすくなります。
 

感想

この本は、わかりやすい具体例も交えつつ、堅苦しい表現もほとんどないので、非常にスラスラと読めました。情報収集やリサーチが必要な人は、最初のとっかかりとしてこの本を読んでほしいと思います。
また、『イシューからはじめよ』からでも感じたことですが、仕事を効率的に進めていくコツとして、最初にゴールを見定め、そこから逆算してやるべきことを決めていくというやり方が適していることを感じました。
ゴールを意識しないと、寄り道が多くなってしまい、無駄な努力となってしまいます。最短距離でゴールに進む道のりを考えることが大切なのだと感じました。


以上

【経済】わかりやすいリーマンショックの解説

最近、教養を身につけようと、まずは経済について勉強し始めました。その中で、世界的に問題となった「リーマンショック」について勉強しました。色々とリサーチしましたが、なかなかわかりやすい解説がなかったので、今回は自分のアウトプットがてらリーマンショックのわかりやすい解説をしていこうと思います。
 

そもそもリーマンショックとは?

リーマンショックは2008年、米国の大手証券会社・リーマンブラザーズの破綻がきっかけとなり、世界中の経済が混乱し、大不況を起こってしまった事件です。一言でまとめるとこうなりますが、なぜ起こったのかきちんと説明できる人は少ないと思うので、以下で詳しく見ていこうと思います。
 

背景:ITバブル崩壊~住宅バブル

まずは、当時の米国の時代背景を押さえていきます。1990年代、米国ではウェブサイトや安価なパソコン等の登場により、IT企業への期待が高まり、株価が上昇していきました。これがいわゆる「ITバブル」です。しかし、9・11テロ等の要因により、ITバブルは崩壊し、景気が悪化しました。米政府は景気を刺激するために、金利を下げたり、貨幣供給量を増やすなど「金融緩和」を行いました。そうした金融緩和により増加した貨幣が向かう矛先となったのが住宅です。つまり、多くの人が住宅に投資するようになり、価格がどんどん上がっていく「住宅バブル」になりました。
そもそもバブルは、実態よりも価格が高いが、今日より明日の方が価格が上昇すると考えるため、購入が続き、価格が上昇する現象ということができます。今となってはおかしな話ですが、当時は誰もが価格が上昇し続けると信じて疑わなかったのです。
 

サブプライムローン登場

価格が上昇し続けると信じて疑わなかったのは投資家だけでなく、銀行も一緒でした。銀行はお金を貸せば貸すだけ、利子による利益を得られるので、多くの人が投資するためにお金を借りたいと考えるバブル期は狙い目でした。それゆえ、どんどんお金を貸していきます。さらに銀行は、信用力の低い低所得者などにも高い利子をつけてお金を貸していきます。それがサブプライムローンです。
本来は、お金を貸したら返ってくる見込みのある人にだけお金を貸していました。しかし、住宅や土地の価格が上がり続けると考えていたので、買った住宅を売れば自ずと利益が出ます。それゆえ、信用力が低いとしても、十分返済できると考えていたのです。最悪、返済できなくても担保の住宅を回収すればいいと考えていました。
しかし、どうしても返済の信用力が低い人にお金を貸すのはリスクがあると思います。それゆえ銀行は、高い利子を課しました。返済できない人が表れても、返済できる人達からその人達の分も賄ってもらうという作戦です。
 

証券化

そして、追い打ちを掛けるように、サブプライムローン証券化が進んでいきます。証券化とは簡単に言うと、「借り手がお金を返す権利」を売却することです。具体例を挙げてみましょう。
ある銀行が、低所得者Aさんに1億円貸したとします。しかしAさんは高い利子を合わせて2億円を返さなければならない契約をしました。つまり銀行は、1億円を貸し出し「Aさんから2億円返してもらう権利」を手にしたことになります。そしてここでリーマンブラザーズのような企業が現れます。彼らは、「Aさんから2億円返してもらう権利」を1億5000万円で売却してくれないかと交渉します。銀行側は、多くのお金を貸したいため、すぐに現金が手に入るほうが都合がいいため交渉に応じます。これで銀行は、1億貸して、1億5000万戻ってきたことになるので、5000万の利益が出ます。そしてリーマンブラザーズも1億5000万で、「Aさんから2億円返してもらう権利」を得たので5000万円の利益が期待できます。

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さらにリーマンブラザーズはリスク回避のため、投資家に買い取った「Aさんから2億円返してもらう権利」を証券として1億8000万円で売却することもしていました。これが証券化です。そうすることで、リーマンブラザーズにも投資家にも利益が出るようにしたのです。

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バブル崩壊~世界的景気悪化

そして知っての通り、住宅バブルは崩壊します。住宅の価値が下落し、多くの人が返済できなくなってしまいました。そして、サブプライムローンの返済権を買い取り、大量に証券を保有していたリーマンブラザーズは、証券が紙切れ同然になってしまい、業績悪化、そして破綻してしまいました。
他の金融機関もサブプライムローンの証券を保有しており、お金を失った金融機関は貸し出せなくなってしまいました。それゆえ、経済が滞り、景気悪化となります。さらに、アメリカは世界中から輸入をしている輸入大国であるため、アメリカの景気悪化が各国の輸出量を低下させ、世界中が景気悪化となったのです。
 
以上がリーマンショックの簡単な解説になります。本当はもっと複雑なので、より深く知りたい人は勉強してみてください。教養を身につけていきましょう。
 
 
以上

海外で感じる「非現実性」

私の趣味の一つに、海外旅行があります。今までに、アメリカやアジア、南米、ヨーロッパなど約20カ国に行ってきました。バックパッカーをしたり、観光をしたり、色々な目的で海外に行ってきましたが、なぜこんなにも海外が好きなのか改めて考えてみると、海外では非現実性を感じることができるからだという結論に至りました。
 
私は生まれてからずっと日本で育ってきました。それゆえ、日本が私の中での常識であり、私にとっての現実空間であると言えます。しかし、海外に行くと、日本では触れ合えない人々、日本では見ることができない風景、日本では食べれない料理等、日本とは異なる非現実性を感じることができます。そして、その非現実性が、私の好奇心を高め、童心に返ったような気持ちにさせてくれるのです。そんなところに海外旅行の魅力があると感じています。
 
人によっては、国内でも非現実性を感じることができる人もいると思います。特に、ディズニーランドは、外界を徹底的に遮断し、「夢の国」を創り出しており、正に非現実性を感じることができる場だと思います。しかし、個人的には、海外で感じる非現実性の方が好きです。というのも、ディズニーランドは非現実世界を演出しようとして作られた世界であるのに対し、海外は自然の状態の中に非現実性を見出せるという違いがあるからです。要するに、海外の文化や伝統、景色などありのままの姿に、自分の現実とのギャップを感じるのです。そうすることで感じられる非現実性は、今まで積み上げられてきた常識を覆してくれます。
 
こんな刺激的な体験ができるため、海外旅行にハマってしまったのだと思います。今年から社会人ですが、できる限り海外に行きたいものです。
 
 

 

以上